ハシボソミズナギドリ
今年は、ストランディング現象の個体が多い年になりました。
もう10日程前から、ちらほら漂着しているのを見ます。
弱って、岸際に群れで漂っている鳥たち。
今年産まれた若鳥たちは、8000kmの旅でボロボロになります。
この時季、オーストラリア近海から北海道以北の海へ渡って来ます。
若鳥たちはその過酷な移動に耐えられず、体力が消耗し、息絶えてしまう。
可哀想ですが、これがこの鳥たちの試練で、淘汰されるしょうがない状況です。
波打ち際を漂う、息絶えたハシボソミズナギドリ。
糸が見えるでしょうか。
釣り人が撒くコマセ餌に食らいついて、釣られてしまう個体もいます。
この個体は、釣り人が糸を切ってしまおうとしてたので、
自分が「取ってやるから、切るな」と言って救出しました。
もう、こんな風に漂っていると、何日か後には息絶えてるでしょう。
本当に、ただ、漂ってる。という状況は、しょうがないけど、見るに堪えない。
人間で例えれば、約7~8歳。ランドセルを背負い始めたばかり。
本当に過酷です。
こういう状況を、嬉々としている場合ではない。
粛々と受け止めて、こういう事がありましたとするのが正しい姿勢。
自然の厳しさを痛感します。







